「オープンソリューション研究会(OSRC)2013年度第4回部会」報告

2014年3月19日富士通(株)プレゼンテーションルームにて「オープンソリューション研究会(OSRC)2013年度第4回部会」が開催され参加しましたので報告します。今回のテーマは「どうなるネット社会の未来」であり下記3つの講演と講演後懇親会が開催された。
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講演1:「ウェアラブル機器が促す現実世界のデジタル化」
      日経BP社  記 者  根津 禎 氏
概 要:2014年1月に米国ラスベガスで開催された世界最大級の家電の展示会「2014 International CES」に参加した根津記者より、本展示会では「ポストスマホ」を狙う製品の提案が相次いだ。中でも、ウエアラブル機器を用いてデータを集めたり、情報を提示したりする技術に注目が集まったようでその概要について報告されました。
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① 注目されたウェアラブル端末
  - ウォッチ型(スマートウォッチ):Sony(ライブログ)、
    ベンツ(自動車情報:空気圧表示)、
    Netatmo(女性向け紫外線センサー)
  - トレーニングウェア(健康状態管理)
  - 赤ちゃん、ペット向け
② 入力方式:ジェスチャー、視線、全天球型カメラ
③ 出力方式:ヘッドマウントディスプレイ
④ 半導体メーカー(Intel,Freescale)もウェアラブル開発基盤へ取組

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講演2:ウェアラブル端末向けのサービス開発
      株式会社NTTドコモ  
         進技術研究所 先端技術研究グループ担当部長
         博士(情報科学) 倉掛 正治 氏

概要:長い間技術的検討がされてきたウェアラブル端末ですがようやく一般的に利用可能な製品が市場に出現しつつあるわけでNTTドコモが提供するリストバンド型端末のヘルスケアアプリケーションとメガネ型端末のコミュニケーション用アプリケーションについて説明された。
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 ① ヘルスケアサービスのウェアラブル化:東レと共同開発したウェア
   (Hitoe)とリストバンドで体内時計のチェックアプリケーション
   岩手県東野市で地域ICT遠隔診断の実証実験
 ② メガネ型ウェアラブルデバイスのキラーアプリケーション開発 :
   CEATEC2013で展示、デモ実施 高速処理がキー
   (旅行者用リアルタイム翻訳など)

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講演3:SDNへの期待と現状、そしてSDNを超える “Cisco ACI”
シスコシステムズ合同会社 データセンターバーチャライゼーション事業  石田 浩之 氏

概 要:現在SDNに大きな期待が集まっており導入企業も少しずつ増えてきておりますが、今実現可能な代表的なSDN方式の説明とそれらの課題、そしてSDNのその次を担うクラウドインフラに最適なCisco ACI(Application Centric Infrastructure)が紹介されました。
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① SDNに対する期待:
  ネットワークにもプログラビリティをもたせることにより
   -迅速なネットワーク展開
   -緊急時の一時的なバックボーンポリシーの変更
   -仮想化リソースの最適化とフレキシブルなリソース割り当て
   -新しい機能/サービス
② SDNの実現方式:-Programmed API
   -OpenFlow
   -Virtual Overlay Network
③ Cisco ACI(Application Centric Infrastructure) : NEXUS9000シリーズが対応
   Broadcomチップ+Cisco開発Asicにより
   - 安価(ニシラに比べ8倍安く実現)
   - データセンター全体の運用管理が可能
   - アプリケーションの可視化