起業から10年を振り返って
ホームページを刷新しました。
大変ご無沙汰いたしました!
GITアソシエイツを起業し、10年が経ちました。
皆様方のご支援、ご鞭撻のおかげで無事11年目に入ることになります。
この機会にGITアソシエイツのホームページをリニューアルさせて頂きました。今後とも宜しくお願いいたします。リニューアル1号にはこの10年を振り返ると共に昨年の活動を含めた事業状況、今年度の取り組みについてご報告させて頂きます。
起業初期フェーズ(2010年〜2012年)
国内大手コンピュータ会社を退職し、新規一点GreenIT、GlobalITを目指したコンサルタント会社を立ち上げました。
パートナー会社のご支援の下TGG-J(GreenGrid日本支部)での活動を継続し、Datacenterデザインガイドのとりまとめ役としてTGG(The Green Grid)編纂のDatacenterデザインガイドに日本からのコメントを盛り込んで頂きました。このコメントを纏めるにあたりJDCC(日本データセンター協会)にも参加しTGGとJDCCの橋渡し役として日本の事情に合ったDatacenterデザインガイド編纂に寄与しました
ただ、事業運営は厳しいもので存続の判断もせざるを得ない状況でもありました。

石の上にも3年を実感した時代(2012年〜2015年)
TGG-J並びにJDCCでの活動ならびにデータセンター関連ビジネスでの活動が評価され、宮川製作所様、ウィンドリバー株式会社様など、パートナー会社様とのコンサル契約また起業当時から連携していたDataCenterDynamics社の日本窓口としての契約など事業運営の基盤となる事業運営資金を確保できることになりました。
まさに石の上にも3年と言われるがごとく事業の芽が出始めました。
また新しい事業としてダイトーテクノス社と連携したLEDビジネスの展開を開始し、NEC甲府工場、安田エステートサービス様、計工連様などに納入させて頂きました。
また現Net Infrasolutions社(旧NHR社、Curvature社)と連携したリユース製品(Network機器などの中古機)をシンガポールから調達し、また横川レンタリース社から中古PCを調達し、保守事業を展開するNECフィールディング社に供給することができました。
2015年には現在弊社事業の中心であるデータセンター向け電源給電ソリューションでシェアNo1 であるStraLine(旧UniversalElectric社)とStarLine Japan ChiefRepresentative契約を締結することが出来ました。

DataCenterDynamics社との連携においては、東南アジアで開催されているDCDイベントの参加者を通し、日本進出を検討しているGlobalITベンダーとのネットワーキングを持つことが出来ました。
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本格的事業展開フェーズ(2015年〜2020年)
DataCenterDynamics社との連携においては、DCD東京イベントを5年間にわたり開催すると共にStarLine BusWay、Franklin Electric(旧ミドトロニクス社)のバッテリーモニタリングシステムの日本ビジネス展開をサポートし、弊社の事業の柱となりました。
ただ、データセンター事業は案件の発掘からビジネスのクロージングまでには1.5年から2年以上かかるため事業の安定的な展開のためには前述のLED事業、中古機ビジネスなどとのバランス展開を補完させたうえで、StarLine事業を継続的に開拓していく重要性を身に染みました。
また日本データセンター協会のメンバーとして、中国データセンター協会様と連携した中国データセンター視察会への参加、アイスランド商工会所のサポートによるアイスランドDC視察などグローバル観点でデータセンターの様々な実現方式を見ることが出来ました。
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お陰様で弊社ビジネスも起業10年を経て累損を解消できるまでになりました。
2019年度の活動トピックス並びに今年度の方針については別途報告します。