2024年度スタートにあたって

2023年度はお陰様でつつがなく終結しましたが、2024年度をスタートするにあたり創業15年度の事業方針について報告させて頂きます。

2023年度は生成AIの爆発的事業化の展開、カーボンニュートラルDCのニーズ、ガバメントクラウドの本格的計画などデータセンタービジネスに携わる弊社としては、大きな節目の年になりました。このような状況から今年度はこの波に乗り遅れないよう、新しいビジネス展開に向けたチャレンジをしたいと思っています。

弊社が産業集積アドバイザーを仰せつかっている北海道庁様と2月、3月に打合せさせて頂きましたが、北海道庁様も再生エネルギー利用のデータセンター実現向けて本格的検討をはじめました。弊社が2~3年前より注目していた技術が、事業化に向けて具体的な検討を推進する年になったと思っております。私が長年サポートしてきました美唄市のホワイトデータセンターも事業化が決まり、利用者を集めていますが、今年はビジネスになるよう一層の集客が必要であり協力したいと思っております。

アイスランドは100%再生エネルギーのデータセンターを実現していますが、弊社はアイスランドのキーマンと連携は継続しております。またこの技術は日本のデータセンタ事業者も注目していますので、今年こそはアイスランドとの連携実現を期待できると思っております。

また、データセンター関連の技術として効率の良いバッテリーリーソリューションにも注目しており、昨今発生している非常時の対応にも応用出来ると思っており、事業化を含めた可能性を推進するつもりです。

弊社はJDCCのメンバーとして創設当時からワーキンググループ活動に参加していますが、特にグローバルアライアンスWGのなかでの活動に興味をもっており、コロナ禍から抜け出した現在コロナ以前の活動に戻すべく、グローバル活動にも注力したいと思っております。

株式会社GITアソシエイツ
代表取締役  高木 一